サソリの話

また会ったようじゃの かみさま

 

お、活字拾いのアルバイトは終わったの?

 

 

 

 

わしジョバンニじゃねぇし!

 

 

うむ かみさまもカムパネルラじゃないよ

それで今日はサソリの話を考察したいと思うんだけど

聞いてくれる?

 

そうか かみさまもついにブログでサソリの話を…

旬はちょっと過ぎちゃった感はあるが、それなりに読者も興味はあるところだろう…

 

聞こうじゃないか!

弁当食いながらな!

 

 

じゃあ「燃えて死んだサソリの火」の話について考察するね

 

 

 

 

 

この話のミソは、やはり後悔するという事に収束すると思う

つまりバルドラの野原で小さな虫を食べて生きてきたサソリが

ある日イタチに見つかって逃げたはいいが井戸に落ちて死んでしまうんだ。

 

その時、井戸深く命からがらにサソリは思うわけ

ああ、わたしは今までいくつの命をとってきたかわからない

それなのにいざ自分の番となったら一生懸命に逃げてしまった

どうせ死ぬのならイタチにわたしのからだをくれてやればよかった

そしたらイタチも1日生き延びただろうに、と。

 

そして次の人生に期待して神に祈るわけだ

井戸の底むなしく命を捨てずに次はまことみんなの幸いの為にわたしのからだをお使い下さいとね

 

だけど誰だって生きたまま食われるのは嫌だ

だからサソリは逃げた訳だ、この行動は間違っていないとかみさまは思う

もしその時逃げなかったとしたら

 

サソリ「どうせ逃げても同じく尽きる命、ならばこの身をささげましょう」

という決心も

イタチ「あれ、コイツ逃げないな、頭悪いのかな?パクッー!」

で終わっていただろうし

 

これは犠牲心の一つの形だけど、未来という確定情報ありき

したがってこの後悔があるからこそ、このサソリの人生に意味や深みが出てくるんだよね

まぁ結果として作中ではルビーよりも赤く透き通りリチウムよりも美しく酔ったようになって燃える赤い火にこのサソリはなったわけだけど…

 

後悔することできた

神に祈る優しい心根を持つ事ができた

糧となった命に感謝する事ができた

この点において、このサソリの人生は道端で息絶えるより劇的なものに昇華されたのではないかとかみさまは考えているよ

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

ああ、言いたい事はわかるよ

 

 

イタチってサソリ食べるの!?

 

 

ってなったんでしょ?かみさまも思ったよ

 

 

いやいや、違う違うちょっと待って…

聖守護者のサソリの話じゃないの!?

 

違うよ

「銀河鉄道の夜」のサソリの話だよ

 

あぁ…なるほど!

確かにいい話!宮沢賢治は偉大だしな!

これは目の肥えた読者も納得の内容だろう!

 

ってなるかぼけーーー!!

なんじゃそれーーー!!!!

 

でもあながち全くの無関係だとは思えないよ

例えばこの鉄道、銀河鉄道の夜とかぶるシーンもあるし

もしかすると制作者サイドに宮沢賢治氏のファンがいるのかも

 

ほう…

だとすると次の聖守護者はイタチかもしれんと?

 

まぁそうだね

そうでなくとも14系統のいずれかのモンスターだろうね

 

(適当過ぎる…!!

 

 

 

CHECK

もし聖守護者第一弾のレギルラッゾ&ローガストが実は死者であるジョバンニ&カムパネルラから構想を得ているとするならば、第二弾のサソリは赤い火のサソリの話だったら面白いなと思った件について書いてみました

もし第三弾がイタチみたいな形の敵だったり、神的な敵だったりしたら、もう確定ですねw

念のため天恵石のつるぎの結晶化はせずに獣ベルトもとっておきたいと思います